カテゴリー: コラム

【藤原敏男伝説】少年誌で先生はヒーロー! 『少年キング』 1973年8月号グラビア

少年マガジン誌上で黒崎健時率いる目白ジムの合宿特集だ!藤原先生表紙ですぞ!島先生とか黒崎先生もグラビアページでガンガン登場!今の少年漫画誌のグラビアはアイドルとかの水着写真だが、この頃は男の世界が前面に押し出てます。隔世の感ありますね。 このグラビアを見た少年たちは「ウォ~!俺もいつか目白ジムで黒崎健時の猛特訓を受けてやるぜ~」となったかどうかは分からないけどさ。まさに昭和な時代ですね。とにかく誰も笑ってない。漂う厳しい雰囲気!この息の詰まりそうな緊張感はすごいっす!それにしても藤原先生、島先生若い!そしてかっこいい!少年たちが憧れるのも当たり前だね。 男VS男!毒々しい色使いも相まって、昭和のスポコンな雰囲気漂ってます! 苦しい中にもほんのちょっとだけ、こういう風景もあるんですね。戦士たちの休息です。… 続きを読む

【藤原敏男伝説】君は知るか! 藤原敏男が成し遂げた事の本当の意味を!

15年!鬼の黒崎がムエタイの敗北から打倒ムエタイの為に全てをかけた時間!執念の軌跡をたどる! 何でもそうだけど、一番最初に突破する人間は、その後に続いていく人間の何百倍もの苦難、困難に遭遇する。一度突破したあとは、むしろ楽だ。我々人類は、ある一部のパイオニアによって導かれ、文明を形成しているに過ぎないんだよ。2016年5月5日 藤原邸にて聞き手 川保天骨… 続きを読む

【藤原敏男伝説】リズムを崩せ! 藤原敏男インタビュー

「リズムを崩せ!」黒崎先生が私に言ったのはそれだけです。「戦うのはお前なんだから、戦法や練習方法は自分で考えろ!」とも言われましたね。(藤原敏男 談) ドラゴン魂としてはこの先生に登場してもらわないと始まりません!ムエタイ500年の歴史を塗り替えた伝説のキックボクサー、藤原敏男先生です。少年時代の事、黒崎健時先生との出会い、ムエタイとの激戦、そしてベニー・ユキーでの事まで、根掘り葉掘り聞いちゃいました。恐縮です!2014年5月25日 聞き手 … 続きを読む

藤原敏男先生が「龍魂会」の会長に!

2014年に創刊された「ドラゴン魂」。ここから生まれた『龍魂会』。現在は真武術連盟に加盟している武道団体ですが、会長に藤原敏男先生が就任されました!   1978年 ラジャダムナン・スタジアムライト級王座を獲得し、ムエタイ史上初の外国人王者として世界中のマーシャルアーティストからリスペクトされ続けている藤原敏男先生。今回、事務局長である川保天骨たっての頼みを聞いていただき、会長に就任していただきました。 『ドラゴン魂』は第2号で「黒崎健時を信じろ!」と題して新格闘術、そして「必死の力 … 続きを読む

浜井識安先生が亡くなりました

「天骨先生、『真武士道』新幹線の中で全部読みました!素晴らしいね!やっぱりこれからは武士道教育だね。」
浜井先生から電話があったのは2023年の6月下旬。
「あ、浜井先生ありがとうございます。そうですか!読んでいただきましたか!ありがとうございます!」
道義出版から出た『真武士道』の創刊号を私は一週間ほど前、浜井先生に献本していたのだ。… 続きを読む

【天骨コラム】真剣に稽古するとは何か?

そもそも、真剣での戦いというものを想定して剣術や居合を稽古してるんだったら、手から血が出るほど素振りなり型稽古なりをしてとことんまで心身を追求するべきだ。 実際の戦いなんて言うのは「右から斬られてきたので、こう避けてこう返す」なんて事は妄想なんだから。「気が付いたら相手が倒れてた」とかになる。 相手が自分を斬れない距離にいれば安全かもしれないが、自分も斬れない。そうしている内に、しまいには自分が斬られてしまう。 だから「先に死ぬ」と決めたほうが勝つんだよ。… 続きを読む

【天骨コラム】岩﨑大河の戦いについて、1995年前後に燃え尽きた大道のオッサンが思う事。

2022年12月28日 両国国技館において行われる「巌流島×イノキボンバイエ」の興行で、大道塾の岩﨑大河がベラトールの元ミドル級チャンピオンと戦うことになったので書いておくか。 記者会見の折、谷川Pが大河を紹介する時に「私としては非常に思い入れがある対戦」云々と言っていて、それから市原先輩がUFC2に出た話などをしていたが、俺にとってもその市原先輩のUFC2参戦については色々な思いがあり、言えないこともたくさんあるのだが「そうだよな~」と思った。まさか「UFC」とか「総合格闘技」がここまで市民権を獲得し、若者に絶大な人気を得た格闘技になるとは、その当時は考えもしなかったわけで、今、俺の目の前で大道塾生として壇上の会見席に座る大河を何とも不思議な感じで見ていたのだ。彼は総合格闘技、MMA選手だが、市原先輩は空手家として戦った。なるほど、それも時代の流れなのか、と移り行く世の中の流れを感じるものだが、連綿とつながるひとつの縦線に俺は少し感慨深い気持ちになっていたなぁ。「それにしても、市原UFC参戦からもう28年の月日が流れたのか~。俺、今52だから、もう一回あの28年の年月を生きるとすると80歳か~。死んでるかもしれんな~」とかね。なんだ、自分の事か。  … 続きを読む

真樹先生のラストインタビューアップいたしました!

後半、道場の階段の所で撮影した後、先生が俺の胸元に手刀でドンと気合を入れたところはグッときます。先生は周りの色々な人たちに気配りがすごかった。俺にドンと気合入れたのも、俺がそういう事されると嬉しがる事を知っての事だと思う。おそらく、昨日入ったばかりの白帯にも気を配るぐらいだった。そういうエピソードを道場生の方から聞いた事がある。凄い漢でした! 動画の最後に写真館などつけました。泣けてくるぐらいカッコイイですよ!ぜひ見てね。 以下ドラゴン魂掲載の真樹先生追悼文 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~… 続きを読む

芦原会館 西山道場の菊川結衣選手のDVDは見たほうがいい!

菊川結衣さんの稽古を撮影したのは今回が初めてではなく、およそ1年ほど前に新・空手道の取材が初めての撮影だった。私が彼女について前もって入手していた知識は、小柄ながらも、フルコンタクト空手の選手権を何連覇もしていて、とにかく強い!そしてかわいい!と言う事だった。もちろん私の関心は、空手競技に興味のある一般の人が持つであろう部分、つまり彼女が一体どのような稽古をして強くなっているのか?と言う事に尽きるわけだが、私も男である。かわいい女の子を見たいという欲望と関心も持っていた事をここで正直に告白しておこう。もちろん実際に彼女はカワイイかった。ぱっと見、彼女がもし空手着を着ていなかったら空手家であると言う事を悟る人がいるのだろうか?ましてや最強の連覇チャンピオンだと言う事を!しゃべり方とか雰囲気も可愛かった。 ………で、初めて西山道場の稽古を見た時に私は唖然としました。 「確かにこれは………」    極真会館が採用していた国際空手道連盟のルールは極真系の団体だけでなく、現在様々な団体が取り入れ、独自の選手権を主催したりして直接打撃系空手の競技としては最も普及したルールだと思う。微妙なルール変更は将来あるかもしれないが、言って見れば競技の完成系。このルールで勝つ方法も様々に研究され尽くしていると思うし、競技人口や選手層は他のスポーツや武道競技と比べても遜色はない。とにかく何かしらの大会でこの競技に参加する選手は勝つための稽古に集中して行くわけで、そこには選手のやる気や素質、指導者の指導法など色々な要素が絡んでくる。  … 続きを読む