
第2回 俺たちの青春大道塾 このイベントの見どころ!
文・川保天骨この度、「第2回 俺たちの青春大道塾」を巣鴨・闘道館にて開催いたします。前回の開催が2019年7月でしたので、実に7年ぶりの開催となります。時が経つのは本当に早いものですね。私は2024年1月より大道塾広報部の部長に就任し、大道塾のコンセプトである【大道無門】を前面に掲げ、「大道塾とは何か?」を日々広報しています。今回は、現・大道塾塾長の長田賢一先生にご登壇いただけるということで、1980年代後半から1990年代半ばにかけての格闘技界において、大道塾、そして長田塾長がどのような立ち位置にいたのかに焦点を当てたいと思いました。そうすることで、「今の大道塾とは何か?どこから来て、どこへ向かっているのか?」という問いへのヒントが浮かび上がってくるのではないかと期待しています。立ち位置を語るには、当然ながら相対的な視点が必要です。そこで今回は、大道塾外の方で、なおかつ大道塾に一定の関わりを持ち、当時の格闘技界において歴史に残るような戦いを繰り広げた格闘家・武道家をゲストに迎え、思う存分語っていただこうと考えました。……正直に言えば、私が今回のゲストのお二人の大ファンだから、というのも大きな理由です。登壇者の名前を見て「おお!これはすごい!」と感じるのは、だいたい50代半ばから60代前半くらいの世代ではないでしょうか。彼らと同時代を生き、胸を熱くし、感動し、歓喜した世代ですね。(その他は、おそらく格闘技史を研究しているような方でしょうか?)果たして、今どれほどの方が関心を持ってくれるのか……正直なところ、私にもわかりません。でも、それでいいんです。私はその「ど真ん中」の世代であり、彼らの戦いを目の当たりにして人生を変えられた一人です。だからまず、自分が見たい。そしてその場にいたい!よく「お前の企画はマニアックすぎて時代に逆行してる」と言われます。でも、そんなの関係ない!(笑)私は50年、100年、あるいは1000年というスパンで、武道・格闘技という概念を未来に残したいと思っているんです。今回のイベントには、そういう意味があります。そして何よりも、私自身が見たいからやるんです。そもそも私がつくるコンテンツ(雑誌・本・動画・イベント)はすべて、「自分が読みたい・見たい・体験したい」を基準にしています。採算?度外視です。商売でやってるんじゃありません。仮に赤字になったら、私が払いますんでご心配なく(笑)
●イベント内容解説
第1部 … 続きを読む