大道塾とは

●大道塾の理念

「大道に到るには一定した門が無い。

人世万事を修行の糧とする進取の姿勢が必要である」との意味を持つ仏道の言葉「大道無門」。
この理念を武道スポーツである空道を通じて実践しようとしているのが、大道塾である。
国際化時代と表現される歴史的激動の現代。
今ほど日本の伝統文化の大きな一つである武道と、その現代的形態である武道スポーツで培った心・技・体が必要とされている時代は無いのではなかろうか。

我々は武道スポーツである空道を通じて子供の躾・教育、青少年の健全育成、社会人の体力増強・自己実現を期する為に、社会から真に必要とされると云う意味の社会体育としての武道を追求している。

東 孝
AZUMA Takashi

空道・大道塾 創始者

NPO法人国際空道連盟 初代理事長
大道塾 初代塾長

Founder of KUDO DAIDOJUKU
1st Head Director of KIF (KUDO International Federation)
1st JUKUCHO (Grand Master) of DAIDOJUKU

空道九段、柔道三段。

著書に「はみだし空手」、「格闘空手」、「格闘空手2」、「格闘空手への道」、「はみ出し空手から空道へ」(いずれも福昌堂刊)、「大道無門」(ジック出版)、四方洋との対談集「生きる」(扶桑社)、「空道入門」(ベースボールマガジン社)がある。

長田賢一
OSADA Kenichi

大道塾 代表師範・二代目塾長 

大道塾とは

大道塾は柔道界(参段)から「極真空手」の世界に転進し「第9回全日本」にて優勝した、東孝塾長により1981年宮城県仙台市に創立され、現在は東京都豊島区に総本部をおき『21世紀の武道 空道』を世界に発信している、日本有数の規模(現在国内100ヶ所以上、海外約60ヶ国)をもつ、日本における総合武道のパイオニアとなった団体です。「NPO国際空道連盟」および「(社)全日本空道連盟」の傘下団体として、実戦性と安全性を重視した武道スポーツ「空道」の普及に勤めています。

「大道塾」は強くなるための稽古・努力が『武道家としてだけでなく人間として完成する』ために役立つという信念から人間形成・教育の場としての道場であるという意味を込め『塾』という言葉を使っています。また「大道塾」の『大道』は「大道無門」大道に至るに門なし。即ち、人の世の全てが修行の糧、至高に辿り着く道程となりうるという言葉から借りており、先入観や、固定観念を避け、全てを抱含し、しかし一つには偏らない自由、開放を塾是としています。

※1 空道(くうどう):
頭部に「ネオヘッドギア空(ねおへっどぎあ くう)」という特別に開発された補助具を着用し突き技、蹴りに加え、投げ、頭突き、肘打ち、金的蹴り、寝技、寸止めマウントパンチ、関節技、絞め技など様々な攻撃が認められる総合武道。

※2 「大道塾」という名称の由来:
中国、南宋の慧開和尚の書「無門関」の序文
「大道無門千差路有 透得此関乾坤独歩=大道無門、千差の路有り。この関を透得せば乾坤独歩ならん」を典拠とします。即ち(仏法の)「大道(至高)に至るには一定した門がない=大道(至高)に至る路は無数にあり、四方・八面一切のものが修行になる。この路の関(関門≒難所≒修行)を透(透≒通過)得(できれば)、乾坤(天地≒人世)を一人でも(堂々と)歩める」という言葉に由来しています。

大道塾アルバム

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