居合道にようこそ 第一回 居合っなに?

人から、ご趣味はと聞かれ「居合です」と答えますと、「いいご趣味ですね」とか「格好いいですね」とか、比較的好意的なご返事を頂きます。

中には「あの剣道の真似事を一人でするあれですね」とか「竹を切ったり、藁の束を切るあれですか」「長い刀を一瞬に抜くあれですね」「紋付で刀を振るうあれですか」とのご返事を頂く事があります。

何かのご参考までに、居合道について聞かれた事を思い出しながら、居合についてお話しさせて頂きます。

居合っなに?

居合は剣術(剣道)の一つなのです。居合は古くは居合術、抜刀術とも鞘の内とも呼ばれ、今から1200年程前に、祖林崎甚助重信が非業の死を遂げた父親の敵討ちのための修行で、奥羽の林崎明神に籠った100日目の夜、夢枕に白髪の老人が現れ、千変万化の刀法を重信に伝授したと言われます。彼はその刀法を会得し、遂に父を殺した敵を見事打ち取りました。その刀法こそが居合抜刀之術で有ります。重信以降は田宮流、伯耆流、英信流、無双流、重信流、夢想神傳流等多くの流儀が生まれ現在も脈々と伝わっていいます。

従来の剣術は鞘を抜いてからの刀法で有りますが、居合術は鞘を抜く迄に勝負が決まるので、一名「鞘の内」と呼ばれることがあります。居合は室町時代から続く武術ですが、現代では流祖の哲学、理合い技術等を守っている「〇〇流居合」と名乗るものを「古流」と呼び、明治以降に出来た全日本剣道連盟等が制定した居合を「現代居合」と呼んでます。居合人口の大多数が現代居合の愛好者で有り、その多くは全日本剣道連盟制定居合に集約されている様です。

龍魂会 居合部

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